Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2をD700へ装着するにあたり絞りリングをオレンジ色の最大F値22以外のところへセットすると正常に動作しますが、それ以外の位置に絞りリングを設定すると表示パネルの絞り値が表示する部分に「FEE」のエラー表示されシャッターが切れない状態になりました。
コシナ様とニコン様へ上記症状を問い合わせ致しました。
【問い合わせ先】
(参考:ニコン様回答抜粋)
お問い合わせいただいた件でございますが、弊社製レンズをお持ちの場合、弊社製レンズでの動作状況をご確認いただければと存じます。
弊社製レンズを装着した際にエラーが発生しない場合は、カメラには問題がないと考えられます。
誠に恐れ入りますが、他社製レンズについてはご案内できる情報がございませんので、ご連絡の症状について、レンズメーカーへお問い合わせくださいますようお願いいたします。
(参考:コシナ様回答抜粋)
ご質問頂きました件ですが、この状態は純正の同種類のレンズでも同じ状態になります。
カメラのデフォルトでは通常はサブコマンドダイヤルで最小絞りの状態にしたときに絞り値が設定できるようになっていると思います。
絞りリングを優先させるにはカメラのカスタムメニューの操作、→コマンドダイヤルの設定、→絞り値の設定方法、→サブコマンドダイヤルor絞りリングのうちで絞りリングにチェックすることで設定できると思います。
結果報告
【Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2をCPU連動で使用の場合】
・絞りリングをオレンジ色の最大F値22のとこへセットするとD700側のコマンドダイヤルの露出・シャッタースピード等通常のレンズと遜色なく使えます。フォーカスだけは、自動でないのでレンズのフォーカスリングで合わす必要があります。
【Zeiss Distagon T* 2/35 ZF.2をCPU非連動で使用の場合】
1.絞りリングをオレンジ色の最大F値22以外のところへセットすると表示パネルの絞り値が表示する部分に「FEE」が表示されシャッターが切れない状態になります。
2.セットアップメニュー「レンズ情報手動設定」→「レンズNO」(任意)→「焦点距離」(35mm)→「開放絞り値」(F2)→「設定」
3.カメラのカスタムメニューの操作、→コマンドダイヤルの設定、→絞り値の設定方法、→サブコマンドダイヤルor絞りリングのうちで絞りリングにチェックすることで設定できる。
上記の様にコシナサポート様からは、ニコン製品の操作方法まで親切に御連絡頂け解決する事ができました。また、ニコンサポート様では、当社のレンズで正常に動作するならば問題なしで他メーカ様のレンズの情報が無いので判らないと事でした。他社メーカレンズを装着して使用するケースもありその時の操作は本体での設定だと思うのでサポート頂けても良いのでは、ないかと思いニコン愛好家としては、少し残念な気がしました。
謝辞
上記状態の件をコシナ様・ニコン様へお問い合わせさせて頂き解決致しましたので御感謝致します。