住宅建築備忘禄(基礎工事)

家を建築する土地は、大昔、山の斜面で宅地を造るのに埋め戻した様で、深さ3m~4m付近にしか支持層がなく基礎工事の前に地盤改良工事が必要です。
地盤改良は、表層改良工法  柱状改良工法  鋼管杭工法等の工法があるようですが支持層が3m~4mにある事と金額的な面から地盤改良工事は、柱状良工法にする事になりました。


柱状改良工事中



柱状改良は、φ60cmの柱状を基礎を配置する箇所26か所に3mの深さまで打設し、その上に布基礎工法で基礎工事を施工しました。スラブは地中からの湿気を防ぐためのコンクリートを敷き詰めますが、強度を考えて施工していません。あくまでも湿気対策との事です。

            基礎部分                    基礎工事全体
  

布基礎は、一般的にベタ基礎と比較して強度が無いとされているようですが殆どの大手メーカーは、布基礎を使用しておりその訳は、ベタ基礎にすると自重が重たくなり全体的均一軟弱地盤には良いが強度が均一でない地盤には不向であるとの事です。

      基礎工事中(スラブ生コン打設前)              基礎工事完了
  


この後は、建方工事で外装が工場から2日間で搬入されて形ができるとの事です。


基礎工事完了

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告